コラム:なぜトマトは甘く、美味しくなるのか?

というわけで、今日は日本の農業について考察してみたいと思います。


というのは冗談で、人材育成に関する気づきです。


ちなみに、参考までに日本人一人あたりのトマトの消費量は世界平均が年間約20kgに対して、日本は8.3kg程度だそうです。

これを見る限り、国内での市場はまだまだありそうですね。

*ちなみに、私もあまりトマトは食べません。食べ方のバリエーションがあまりない、というのが理由でしょうか。。


*参照 カゴメ株式会社「トマト大学」より


■トマトはなぜみずみずしく、甘くなるのか?

土、水やりのタイミング、量、など、トマトを育てる環境で色々と手を加えることはあるのですが、

細かい話は専門のサイトなどにおまかせするとしましょう。


トマトを甘くする要素の一つに「ストレスをかけること」があります。

水や肥料を与える量を減らすことで、トマトが甘くなると言われています。

そうしたトマト本来が持つ生体反応を利用することで甘みのあるトマトが出来上がります。


■人材育成にも「適度な」ストレスは必要

ちょっと言葉を慎重に選びながら書かないといけないなと思いますが、人材育成にも同様のことは言えるのではないかと思います。


適度な」というところが大事です。

ただ、その「適度な」の尺度は人それぞれによって違うので、マネジメントはしっかり見極める力量とセットであることが必須でしょう。

また、併せてメンバーから本音を引き出せる(しんどい時にしんどいと言える状況)人間関係性を創っておくことも重要ではないかと思います。


現在のスキルに対して「少し背伸びをして、最後にちょっとジャンプすれば届くライン」に目標設定をするように私は心がけています。(なかなか見極めが難しいのですが、、)


伸びる要素のある(伸びたいと思っている)若いメンバーにはできる限り多くのチャンスを与えるようにしています。


最終的には、成果に対する責任や叱責は絶対にしません。責任は上司のものだからです。

しかし、途中プロセスの段階でサボっていたりする場合は厳しく指導します。

プロセスを無視していたり、準備に乏しい行動では成果が出る可能性が極めて低くなるからです。


目標を決め、定点観測し、進捗を可視化し、定期的に対話の時間をとる。


「適度な」ストレス、というのは長時間労働を強いることでも、パワハラをすることでもありません。


丸投げではなく、リーダー自らも一緒に考え、答えを探し、自らの解を持っている状態で、「で、どうするの?」と聞けるように準備して置かなければなりません。


「責任は上司のもの、成果はメンバーのもの」


自戒を込めて。











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「方言で世界を語る!-地方発のグローカルプロジェクトを共に創る-」をビジョンに東京-沖縄-北陸を舞台にがんばる「商売繁盛サポーター」高平 聡のブログです。

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