「手法」以前に「本質」ありき、という前提

私が最も尊敬する営業マンのひとり、この数年の一番の戦友のひとりと話をしていたときのことです。


マネジメントについての議論をしていました。


ふと、こんなことを言っていました。すごくシンプルだけどお互いにものすごく腹落ちしたセリフでした。

「Tさん(←私ね)、マネジメントってどういうことなんでしょうか?フレームワークやら色々と手法は有りますけど、ボクは結局のところ、実は物凄くシンプルだと思ってて、”思いやりを持つ”ってことじゃないでしょうか?

まぁ、それって何もマネジメントのことではないんですけど、対顧客も、対メンバーも、対社内も、結局そこに行き着きませんか?

稲盛さんだって、中村天風だって、結局はそういうことを言ってるように思うんですよね。」


「そうだね。それが利他の心ってやつなのかもね。」

と、私は改めてあたり前のことだけど、そうだよね、そこに尽きるよね、と思いました。


私の基本行動指針は

「自分がされたら嬉しいことを、他人にもしてあげること」

です。


それが利他の心なのかどうかはわかりませんが、これまでの人生で、概ねそれは間違いないことだと思っています。


「マネジメント」など、いわゆる体系的に整理されて、多くのビジネスマンが学ぶ手法や思考は、

いわゆるHOW TOの部分で、もちろんその手法やフレームを知っておくことは大変有意義ですし、

より早く結果に導くためには重要な要素だと私は思います。


しかし一方で、ではその方法論だけを知っていれば、本当に組織は動くのか?人は動くのか?

と言われれば「NO!」だと私は思います。


フレームワークやロジックは、その主張を矛盾なく説明し、より理解を深めるために「必要な道具のひとつ」ではありますが、それが絶対条件ではありません。


フレームワークとロジックが整理されてれば人は動くのでしょうか?

そんなことはありません。

あたりまえですが、人間には心があるからです。


心があるその人がロジカルに、フレームを使って説明するからハラオチするのであり、

そこにワクワクなど、一見論理的でないパッションや熱量が発生するのだと思います。


そして、結果的にはその熱量が組織や人を動かすのだと私は思っていますし、

ラストワンマイルやロスタイム(アディショナルタイム)で差がつくポイントはそこなんだと思っています。


「リーダーのテンション・パッション以上に所属メンバーのそれらが上がることはあり得ない。」


これは、ここ数年の自分の行動(周囲のリーダーを見ていても)を振り返ってみたときにテッパンの法則だと確信しています。


リーダーはそれを肝に銘じておく必要があると思います。


*今日の写真は「秋の味覚 北陸」で検索したらTOPに出てきた「カニ」の件。

秋、というよりは秋冬ですね。

味覚の秋、北陸は食が豊かだから、体型維持がたいへんだなぁ笑

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「方言で世界を語る!-地方発のグローカルプロジェクトを共に創る-」をビジョンに東京-沖縄-北陸を舞台にがんばる「商売繁盛サポーター」高平 聡のブログです。

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