今日はインターネット広告の中でも最もポピュラーなもののひとつである「リスティング広告」「ディスプレイネットワーク広告」の中から、Yahoo!の「独自ターゲットリスト」の作成について書いてみたいと思います。
Yahoo!と言えば、30代後半から40代以上の方々にとってはもっともポピュラーな媒体だったわけですが、あれから10年Googleやその他メディアの台頭によって、そのシェアも年々下がっているように思います。
一方で、今でも、一定数のユーザーはあり、こと、北陸においては、Yahoo!の存在感はいまだに無視できないものです。
さて、今回のタイトルである「独自ターゲットリストの作成」ですが、例えばこんな時に活用することができます。
1)自社のwebサイトに訪問はしてくれているが、CVはしていないようなユーザーに対して特別なキャンペーン内容を提示して、CVするための最後の背中を押してあげたい(きっかけづくりをしてあげたい)。
または、前述のリンク先にもありますが、Aと言う商品を買ったユーザーに対して、併せてBという商品を勧めたい。もしくは、
2)Cという旅行パッケージ商品に対して、Dという現地でのレンタカーも勧めたい(アップセルを狙いたい)
などという場合に活用することができます。
設定に関しては、まず、Yahoo!(以下Y!)の管理画面より「ツール」>「ターゲットリスト管理管理」>「タグの表示」より、計測用のタグを引っ張り出し、Googleタグマネージャー経由などからプロモーション対象のサイトにタグを埋め込みます。
タグ埋込後、前述の「ターゲットリスト管理」画面より、「ターゲットリストの追加」を選択して、まずはターゲティングのルールを設定していきます。
この際に、先程の例のように、Aと言う行動をしている(対象ページを見た、など)のユーザーで、しかし、Bという行動(例えばCV)はしていない、ユーザーに対してのみ、Cと言う広告テキストやバナーを見せるようにする、などの設計ができるようになります。
ターゲティングルールの設定は、and条件やor条件によって、さまざまに組み立てていくことができますので、その気になれば、かなり細かく設定をしていくことができます。
はっきり言って、ここまでやると、かなり趣味の領域に入ってきますので、夜な夜なこっそり設定して、きれいな独自条件がキマったら、暗闇でニヤリ、とするのも良いかも知れません(笑)
うそです。そんなにマニアックなお話ではありません。(多少、設定はめんどくさいですけどね)
こうした、ユーザーの行動に合わせた、コミュニケーション設計ができる、という点が、インターネット広告が他の従来の広告手法とは一線を画す、メリットではないかと思います。
しかし、こうしたメリットはあれど、もちろん注意しなくてはいけないこともあります。
それは、ターゲット行動を管理するには、ターゲットの母数がたまらないと、精度の高い施策はおろか、そもそもターゲティングすらできない事がある、ということです。
ローカルマーケティングにおいては、商圏が一部のエリアに限られるような商材の場合、あまり細かなところに気を取られすぎると、大局観を見失ってしまうことがありますので、その点は注意が必要です。
こうした手法があるということを念頭に置きながら、どのフェーズに入ったらこのような細かいターゲット管理に移行するのか、それ以前には何をKPIに設定して、日々の施策に落とし込んでいくのか、そもそもの広告運用の目的は何なのか、などをしっかりと見据えながら、取り組んでいきましょう。
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