資生堂の月刊誌「花椿」、幻冬舎の「DRESS」が発行サイクルを変えて季刊誌になるという。
コンテンツはwebへの移行を進めるそうだ。
記事中にも出てくるけど、雑誌の制作にはやはりコストがかかりすぎる割には、雑誌や書籍自体が嗜好品になりつつあるので売上が下がる。
さらにココに来てデジタル化されたコンテンツを見るためのデバイスやNTTなどのコンテンツプロバイダーが参入していることで余計に商売が厳しくなっている。
地方におけるクライアントのメディア選定基準やプロモーション施策の選定にも少しづつ変化が起きているように感じる。
TVは少し異質だけれども、特に紙メディア(新聞、雑誌、チラシなど)は旧態依然としたプロモーション戦略を採り続けているクライアントには未だに利用されている。
※地方におけるいわゆる「おつきあい」の一部で新聞広告をやめられないなどは依然ある。しかし、2代目社長など若い感性を持った経営者は脱旧体制で新しいことにドンドンチャレンジしている。危機意識が高いのだろう。
日本の広告費を見ても、2014年度はトータルで6兆円。4マスはTVが僅かに伸びたがその他は横ばいか微減。
伸びているのはインターネット広告のみ。
さらに動画広告の伸びは顕著。
地方ではまだまだ紙媒体は影響力を保っているが、安泰ではない。
そもそものwebリテラシーの向上や情報をまとめ上げるwebメディアを存在させることからが地方で優先的に着手していくべきことだが、
この記事を読んで、地方メディアがどう感じるかは気になるところ。
トレンドが変わってきていることにどう対応していけるか、貴重な事例だと思う。
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